卒業卒団記念DVDを見栄え良く簡単に作成
最近は卒業記念にDVD等を作る事が多くなりましたが、どうすれば簡単・確実に作成できるかまとめて見ました。
ブルーレイの方が画質も綺麗ですが、パソコン等の負荷やディスクを焼き付ける時間等を考えると、DVDの方が断然ハードルが低いのが現状です。
そこで、無料奉仕でDVDを作成する方の為と、備忘録を兼ねてスポーツ少年団の卒団記念DVD作成の手順を紹介します。
タイトルと写真スライドでまとめると意外とイケる
イベント毎のタイトルをスライドでまとめて、イケてる音楽を入れると結構いい感じになるので、手軽に出来る範囲で作るには、あまり凝った動画や演出を避けて作りましょう。
初めてスライド動画等を編集すると、凝ったトランジションを使いがちですが、見ている方はつかれるので、シンプルな「ディソルブ・フェード・イレース」などを主として使い、ここぞという場面だけに凝った演出を使うほうが効果的です。
静止画のスライドを連続で使い「この写真はぜひ見てほしい。」ってやつに、ズーム&パーンを使うのも効果的です。静止画ですが動きがありいい感じに見えます。(全部につかうのはやめたほうが良い。)
ちなみに、当HP管理人のノージーは「Filmora9」でスライドと動画を編集しMP4出力し、容量をみながらファイルを追加していきます。
動画を綺麗に保存したい方はAVI形式で保存しましょう。
完成時全体のストーリーを考えて、パーツを作る感じです。
パーツを作るので最後まで出来てDVDを焼く段階で容量オーバーって事も少なくなるでしょうし、非力なパソコンを軽快な作業でソフトを動かす為でもあります。
ファイルと写真数が多くなるにつれて編集ソフトの動作がモッサリして来るので、パーツごとの作成はパソコンの動作もスムーズでストレスもたまらないのでお勧めです。
ちなみに我が家のPCスペック
メーカー | サイコム 小スペース静音型 |
CPU | インテル® Core™ i5–8400 |
SSD | M.2-512GB |
メモリ | 8G |
OS | win10 |
外付けドライブ | バッファロー BRXL-PTV6U3-BK/N |
DVDを焼く為のフリーソフト
作成したMP4ファイル又はAVIファイルからDVDを作成する際に気になるのが、場面毎のチャプターですよね。
市販の映画のようにシーンごとにチャプターがほしいので、パーツごとのチャプターを作りながら見栄えのよいタイトルが出来るオーサリングソフトが必要になります。
「オーサリングソフト」の意味は《authoring softwareから》音声や動画、静止画、文書などを組み合わせたマルチメディアタイトルを制作するためのソフトウエアのこと。 |
お勧めなのがこちらの「DVDStyler」です。
【DVDStyler_3.1_win32.exe】が32bit用、【DVDstyler_3.1_win64.exe】が64bit用になりますのでお使いのPCに合わせてダウンロードして下さい。
新しいwindows10の場合はほぼDVDstyler_3.1_win64.exeの方で大丈夫です。
インストール時に「日本語」を選択できますので簡単に使えます。
AVI、MOV、MP4、MPEG、OGG、WMVは使えますので編集する場合は殆ど大丈夫かと思います。
DVDstylerを起動し、新規にDVDを作成する場合は「プロジェクトを新たに作成する」にチェック。
そして日本国内で使用するDVDの場合はNTSC 720×480を選択しましょう。
左上の赤印のプロパティを開き「NTSC」にチェックを入れます。
作成したMP4(AVI・MOV等)ファイルを下部のタイトルセットにドラックします。上記の作成例には7ファイルありますが、作成したパーツを再生順に並べていきます。
例
1・オープニング
2・練習スライド
3・名場面動画
4・選手からのメッセージ等
・・・・・
・・・・・
1~7までのファイルはDVDメニューから連続再生を選択すると、一つのファイルの様に連続して再生され、それぞれのファイルはチャプターから個別に再生することも出来ます。
DVDファイルの出力
それぞれの動画ファイルを順に並べて、タイトルを作成すると次はファイルをまとめて出力することになります。DVDを焼く際にはAmazonや家電量販店からDVDメディアを購入しそちらに焼き付けます。
DVDを焼くことが出来るDVDドライブの準備もお忘れなく。
DVDstylerの下記の赤丸のところをクリック
次に書き込みですが「ISOイメージファイルを作成」にチェック
保存先のディレクトリを任意のフォルダーに設定し「開始」をクリック。
大量に作成しない場合は「DVDに書き込み」でも構いません。
ファイルを出力し、保存先のフォルダーで出力したファイルを探しISOイメージファイルを右クリックしデスクイメージの書き込みを行ってください。
あとは、必要な枚数を何度もDVDに書き込みし完成です。