フロントガラスの雪を除去する方法(フロントガラスの凍結防止)

自動車
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積雪地でフロントガラスの凍結や雪の除去

変なタイトルですがご了承ください。大人の事情もあったりします。

積雪地で車を使用している方は、フロントガラスの雪をどのように除去しているのかという極めてツマラナイ内容です。しかもたいした技術やものすごい解決方法もありません。

 

北国に車で来ることは一生ないと思っている方も、先日の関東地方の雪でかなり苦労したかと思いますので、一般的な生活の知恵を記事にしました。

 

ずばり

東北ではスノーブラシで除去します。

はい、これでほぼ解決!

 

 

朝のクソ寒い-10℃でも暖機運転を行い(面倒な方はリモコンエンジンスターターを使用して事前に暖気運転)室内をデフロスタ位置にセットして暖めてから、スノーブラシで雪を除けて出発するのが一般的です。

 

決してお湯などを掛ける事はありません。フロントガラスが割れるかも知れませんし、お湯は掛けた直後からすぐに凍ります。

地元に住んでいる方でお湯を使用しているのを見たことはありません。

解氷剤を使用するのは否定しませんが、毎朝晩(通勤なら)なのでそれなりの出費になるので、地元の方は使っているのを見たことはありません。

 

 

なんでこんな事を記事にしたかというと、ベストカーWEBの記事で「デフロスタで解氷するとフロントガラスが割れる。」という聞いたことがない内容の記事を見かけたからです。

 

車の低温時に注意すべき冬対策 マイナス10℃程度でどうなる? - 自動車情報誌「ベストカー」
寒い、寒すぎる……。東京では33年ぶりに低温注意報が発令され、都内でも地域により最低気温−7℃と数十年に一度の冷え込みだ。  雪国ではバッテリーなどを強化した「寒冷地仕様車」があるけれど、“普通の車”はこの寒さで不具合が出るのだろうか? …

 

 

東北民としても全く聞いた事のない事なので・・。

 

今回はプロ中のプロにも確認し、自動車のヒーターでフロントガラスが割れたことがあるか調査しましたが、そのような事例はありませんでした。そもそも、フロントガラスに傷が有る場合は、車検が通らない恐れのある傷です。車の解氷時のヒーターで割れるのではなく、元々それなりの傷がフロントガラスにある場合ではないでしょうか?。

 

フロントガラスに石で傷ができ、その日は大丈夫でも翌日に全面に傷(割れ)が広がっていたということは聞いたことがあります。

 

自動車の合わせガラスの傷は広がります。

飛び石等の被害を受けた方は、速やかにリペアが必要なものです。

 

決して自動車のヒーターで、フロントガラスが割れるわけではありません。

最後に

車のヒーターで傷のないフロントガラスが割れることはありません。もし割れた場合は元々有った傷がたまたま全面に広がったものです。

 

フロントガラスが凍結している場合、直に車を動かしたい方は、原液のウインドウウオッシャー液を掛けると良いかもしれませんが、あくまでも最悪の場合だけにしましょう。アルコール分が蒸発すると再度凍結し前が見えなくなります。(解氷剤も同じ)

 

普段雪の降らない地域で、フロントガラスが凍結した場合は暖気運転で解けるまで待ちましょう。

お勧め

スノーブラシは安い木製のもので十分です。

 

木製の方が車を傷つけず、タイヤ周りに付いた雪の塊を突いて取り除く事が出来るからです。

あの硬さが丁度いいんですよ~。

 

トイレタイムなどで停車した場合は、スノーブラシの反対側でホイルハウスに詰まった雪を取り除きましょう。取り除かないままにして、凍結するとタイヤが当たってタイヤや車を傷める事になります。