車のガラス修理(フロントガラスのリペアDIY)

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仕事用のポンコツ軽自動車に、対向車のトラックから雪の塊に石が混じったようなも(ゴルフボールぐらいの大きさ)のがフロントガラスに直撃した際にガラスに傷が出来てしまいました。

※フロントガラスに傷がある場合は、車検で整備不良となったり、車の振動で傷が広がる恐れがあります。

軽自動車のフロントガラス修理代

中古の軽自動車のフロントガラスを交換すると社外品で7万円ぐらい、メーカー純正の場合は9~10万円程度と口頭で見積もりを頂きました。

傷のリペアでも1~2万円は必要とのこと・・・。

先月車検を取得したばかりで、しかもポンコツ軽自動車に多額の修理代は掛けれません。

ネットで検索するとアマゾンに格安修理キットが多数あるので注文! 中華品で10日程度後に到着予定です。

フロントガラスの応急処置と注意事項

雪国のため、傷に水分が入って凍結しないように、梱包用の透明テープを二重に貼って保護しておきました。

 

修理前の注意事項

リペアで薬剤を注入するのは一度しか出来ないので、DIYで注入失敗した場合はガラスの交換が必要になるので、自信が無い方は行わない方が良い。

 

フロントガラスのリペア手順

UVライトを所有していなので、天気が良い晴れの日に作業を行いました。

フロントガラスの傷修理に使用したもの

アマゾンで購入した修理キット

 

 

 

内容物:補修液、注射器、台座、接着テープ(2枚)、透明フィルム5枚ぐらい

自分で用意したもの

マスキングテープ(液だれ防止、フィルム固定用)、 ティッシュ又は清潔なウエス、画びょう

①フロントガラスの清掃

ガラスの傷の周辺をティッシュや乾いた布などで清掃します。

水分が傷に入ると液剤が入りにくいので注意が必要です。

 

 

②フロントガラスの破損ガラスを取り除く

画鋲などの先で破損部分を清掃し、取れそうなガラスや異物を取り除きます。
余分なものを除去すると同時に、薬液が浸透しやすくするためです。

 

画鋲等でホジホジします。

 

③マスキングテープで周囲を覆う

薬液が垂れる場合があるので、補修する部分の周りをマスキングテープで覆います。
ポンコツ車で多少液がついても気にしない方は不要です。

 

④台座テープを傷を中心に貼り付ける

薬液を傷部分に注入するためのベースです。
加圧、減圧を行いますので周辺を綺麗にしてしっかり固定します。
注入する傷を中心に張り付ければOKです。

 

 

 

 




⑤台座の穴に薬液を注入

薬液を5~7滴程度台座の穴に注入します。

紫外線で硬化するので台座の中では硬化しません。

焦らず慎重に注入です。

 

 

 

 

表面張力で薬液が入らないので、爪楊枝のようなもので突いて5滴程度いれました。

 

⑥加圧、減圧で傷部分に薬液を注入

台座に注射器をセットして、5回ぐらい加圧、減圧を繰り返します。

注射器の中央部分から始めて、加圧減圧を行います。注射器のストローク全部を使って加圧減圧を行うと台座周辺から、薬液が漏れるので注意して行います。漏れると接着が維持されなくなります。

 

 

 

車の車内から状況を確認し、薬液がある程度入ったら終了です。

※最初は小さいストロークで行う方が良いです。

 

⑦台座を外す

圧力がかかっていない状態にしてから注射器と台座を外します。
へこみが無いように、傷の上に薬液を数滴垂らします。

 

 

⑧保護フィルムを貼る

保護用の透明フィルムを補修部分に貼り付け、太陽光で固まるまで休憩です。
紫外線硬化薬剤なので、冬でも30分から1時間で十分硬化しました。

 

 

⑨補修部分を付属のカミソリで削る

30分から1時間後に透明フィルムをはがし、周辺が固まっているか確認します。
フロントガラスの傷を周辺からカミソリなどで削り取ります。

 

 

カミソリの刃の角に注意して補修箇所からはみ出た部分を削ります。

 

⑩完成

これで完成です。

 

 

アマゾンで600円~1200円程度で同じもの?が売られています。

修理前の写真も再度掲載↓

 

修理完成後の車内から撮影↓

外から撮影↓

 

 

修理に失敗した場合に、最悪フロントガラスを交換しても良い方は、自分で修理に挑戦してみてはいかがでしょうか?