三つ編みロープの末端処理の色々
三つ編みロープの末端を処理する方法は、下記のとおり色々とありますが、今回は4の編み込みで処理する方法を紹介します。
1 ビニールテープで末端を巻く
2 末端をライター等で焼き固める。(化繊のロープに限る。)尚、太いロープを焼き固めるのは困難となります。
ロープの末端処理(ライターで炙る)
ライターで炙るロープの末端処理 化学繊維系のロープのほつれ防止として、ライター等で炙り溶かす事でほつれを防ぐ事ができます。 あまりにも簡単なことなので、取り上げる方が少ないようなので、実際に末端を処理してみました。 1 ロープの先端カットす...
3 糸で末端を巻く
4 編み込んで末端が解れないように処理する。
三つ編みロープを編み込んで末端を処理「バックスプライス」
最初に、三つ編みロープを解きます。解いたロープは色分けし下記のとおりとしました。
黒→①
赤→②
青→③
作業の際に、端部が解れないように紐で軽く結びます。
①を②と③の間に入れます。
②をロープ元方向へ折りたたむ。
③を①の輪に通します。
ここで、全体の形を整えます。
①を元のロープを乗り越えて入れ込みます。
③も一つ乗り越えて編み込みます。
端部の頂点がこの様に組み合わせている事を、確認しながら編み込みます。
入れ込んだ段階で、端部が解れないようにした紐は解きます。
ここからは順に編み込むだけです。
形を整えながら順に編み込むのがコツです。
2回編み込み。
3回めまで編み込み。
形を整え、たるんでいる部分を引っ張りながら全体を整えます。
説明用のロープは綿ロープの為、解れやすいですがバックスプライスを行いロープは端部を焼きまとめるとキレイな端部処理ができます。