スキー・スノーボードの練習用コーチングベルト(トーロープ)をDIY
初めて、スキース・ノーボードの練習をする際に有ると便利なのが、コーチベルト(ハーネス?)です。
スキーでもボードでも上手に止まる事が出来なければ危険ですが、楽しくなければ練習意欲も湧きません。そこで練習意欲を失わないで、子供が機嫌よく安全に練習できるのがコーチベルトです。
谷側を向いて正しい姿勢で安全を確保してあげると、驚くように上達しますので、スキーの場合でも3日程度でコーチベルトが不要になったりします。
ちなみに、今年スノーボードデビューした次男(小4)がスノーボードでのコーチベルトを使ったのは6本程度で、自分で止まれる様になったので「もういらない」と言われてしまいました。
そんな使用期間の短いコーチベルトですが、購入すると4、5千円します。2~3日しか使わないのなら自作してしまえ!!ということです。
自宅にあったロープを使い、ロープの端末処理のテクニックを駆使し、500円程度で作ってみました。
処で、このスキースノーボードの練習用補助ロープの正式名称が有るのかが判らないので、コーチベルトとして記事を書いています。
その他の呼び名としてトーロープ、転倒防止ハーネス、練習補助ロープと呼ばれているようです。
コーチベルトを自作するための材料
用意するもの
ビジネスバックなどに付属の肩掛けベルト
肩パットが付属し、長さが調節出来るもの
ロープ(6ミリから9ミリのロープ) 約3m
ナイロン系のロープの方が雪が付いても取れやすい
6ミリでも強度的には大丈夫だろうが、9ミリの方が手が手に食い込まない
硬いロープの方が絡まりにくい
カラナビを使う方は登山用の強度の確認出来るものを使用しましょう。
道具
カッター、ニッパー、ライター等
コーチベルトの寸法
リードの長さ 全長2.5M (完成時のアイプライス部分含む)
※両端のアイプライス共コーチ側が持つことで、半分の長さで使用することも可能です。
(スキーで真後ろで引っ張る場合は短いほうが良い場合もある。)
コーチベルト作成の注意点
ロープのアイプライスはネットで検索してください。多少間違って入っても、4回ほどくぐらせていれば解ける事は有りません。
ビジネスカバンなどに付属の肩掛けベルトのプラスチックのフックは、壊れる恐れがあるのでニッパーで切断します。
後は、ベルト同士をつなげる輪はショートスプライスで繋ぎ輪を作ります。こちらも意外と簡単で解れないように片側を縛って作業を行うと簡単に出来ます。
コーチベルトの完成品
ロープと本人用ベルト(肩掛けベルトは長さ調節が可能なものを使用)
半分の長さで使用する場合
2.5mの長さで使用する場合の固定部分
注意
ベルトを持つ方はそれなりの技術が必要です。