タニタの非接触体温計BT-54Xを購入
コロナ禍で日常的に、朝に体温を測定し記入する書類が増えたので、自宅で簡単に体温を測定出来るように、非接触体温計を購入することにした。
早速Amazonで体温計を検索すると、最初に中華製の非接触温度計が数多く表示されます。特に気にしないで購入すると体温計が欲しいのに温度計を購入する恐れがあります。
詳しく調べると、国内メーカーではタニタの非接触体温計がコスパが良いようなのでタニタに決定です。
ちなみに
Amazonで単に「非接触体温計」を検索するとこちらの商品が一番上に表示されます。2400円で安価でシンプルな仕様に見えます。
体温計のように日常の使用・耐久性が求められる物は絶対に国産メーカーですよね。
AmazonではタニタBT-540が当時11,000円程度で販売されていましたので、すこし安価で販売している楽天で7,000円程度で購入出来ました。(ヨドバシはもっと安いが売り切れ)
これで、快適な検温が出来ると喜んでいました。
タニタBT-540で体温を測定
届いて早速説明書を軽く読んで、実際に測定しまくり(笑)。
子どもたちの体温を測り、脇で測る体温計でも測定。
タニタの体温計は1秒で簡単に測定出来ます。
あー楽ちんって思っていました。
まあ、おでこで測定するのですから多少の誤差はあるでしょう。安価な非接触体温計にそこまでの精度を求める気はありませんので、自分で多少の補正を行って使うことに。
ノージーの額で測定するのと脇で測定したのを比較すると0.3~1℃ぐらいタニタの非接触体温計の方が高く測定されます。(脇で測定した体温計はオムロンの30秒タイプ)
ノージの住む東北は外気温が低いので外に出入りした場合や、厚着をしている場合などもあり、落ち着いて測定する事がほぼありません。
体温計の精度については概ね良い(仕方なし)と思っていました。
子供が練習試合に参加する朝に体温測定
その日は寒く朝の最低気温は2℃程度でした。朝5時から準備し、購入したばかりのタニタ体温計で測定します。
「Err」の表示
何度測定しても「エラー」表示です。
慌てて、説明書を再度確認すると。
「使用環境温度 16℃~40℃」と書かれていました。↓
取扱説明書から引用
故障かな?と思ったら・・・
「Err」が表示される 使用された環境の温度が範囲を外れています。 使用環境温度 16℃~40℃
使用環境温度範囲内のみ、ご使用ください。 エラーメッセージが繰り返された場合は、弊社お客様サービス相談室までお問い合わせください。
東北で全館暖房じゃない家では、朝の室内の気温は結構下がります。それなりの断熱材が入り2重サッシぐらいの場合でも12℃ぐらいまで室温は下がります。当然、タニタの体温計は測定不能を表示します。
まあ、それも貧素な家に住んでいるのはそれぞれの事情なので、仕方ないのかなって思いますが、各種大会の入り口で体温測定する場合には全く使えない仕様です。コロナ禍でのイベント等では必ず体温測定が行われています。
ノージーの使い方として
日中の最高気温が-2℃になるような地域で行う、各種大会などの入り口で体温測定を行うには全く向かない製品になります。(当初は、各種行事での入口の体温測定にも使いたいと考えていた。)
あくまでも室内の暖房設備のある部屋で、使用する事が前提の体温計で有ることを理解し購入しましょう。
非接触体温計はどのメーカーもそれなりの精度?
結局、どちらのメーカーの非接触体温計を購入しても脇で測定する体温計との差はかなりあるので使用する環境を選ばない、体温計じゃない非接触温度計を購入した方が、イベント等の入り口で発熱者であるかをチェックをするには便利な気がします。
知り合いが購入した中華の非接触温度計は何処でも適当にそれなりに測定してくれます。
精度を求めて使用出来る環境温度が限定されている製品より、どんな環境でも測定出来る非接触温度計を購入するのも有りでは無いでしょうか。
しかも安いし・・・。
タニタ非接触体温計の体温測定モード・温度測定モード
非接触体温計は体温を測定するだけではなく、物の温度も測定できるので、ミルクの温度やお湯の温度も測定できます。
モードを切り替えて体温・温度測定モードにそれぞれのサイレントモードで測定出来ます。
寝ている小さなお子さんを起こす事なく、無音で測定出来る親切設計です。
温度測定モードの表示
画面右上に箱のような絵が表示されます。
体温測定モード
画面中央付近に人のような絵が常時されます。
サイレントで温度測定モード
月マークと箱のマークが常時されるようです。
サイレントモードで体温測定
サイレントの月マークと人の表示です。
タニタBT-540の取扱説明書
紛失しがちな体温計の取説ですが、ネットに保存しておけば緊急時には役にたちます。
タニタ公式サイトの取説もリンクしておきます。
https://www.tanita.co.jp/cms/common/pdf/support/bt_series/bt540_541_542.pdf
子供たちは水筒のお茶の温度管理に使っている
体温以外の物の温度も測れるので、子供たちは牛乳やお茶の温度の管理に使い始めました。下の子はバスケットクラブに参加していますが、冬季間の水分補給はぬるい麦茶をステンレスポットに入れて持ち歩いています。30~40度程度で仕上げるためにお湯と水で調整していますが、タニタの非接触温度計を使って調整しているようです。
そして麦茶はサントリーの「濃い麦茶」を薄めて作ります。
麦茶のパックから作るよりも、必要な量をその時に合わせて、「濃い麦茶」をお湯で薄めて作るほうが効率的です。
※購入したことは有りませんが、サントリーの濃い麦茶より伊藤園の粉末タイプの方がさらに作りやすそうです。
非接触体温計を購入すると、新しい使い方が生まれるかもしれませんね。